Department of European Civilization

実地研修体験記

2014年 「ケルト文化をたどる旅」
(イギリス・スコットランド・アイルランド)

ヨーロッパ文明学科2年 高橋里奈

 2014年の夏、「ヨーロッパ実地研修」でアイルランドとイギリスに行きました。今回は「ケルトの旅」がテーマだったので、アイルランドでは遺跡や教会を巡り、ケルト十字を見学しました。トリニティ・カレッジでは8世紀に作られた豪華な写本『ケルズの書』を見たり、現地の大学の学食を食べるという貴重な体験をしました。また、「モハーの断崖」と呼ばれる断崖絶壁では広い空と、どこまでも続いているような大西洋を一望しました。さすが緑の国と呼ばれるアイルランド。いたるところに草原があり、バスでの移動中には羊や馬も見ることができました。夜にはドレスアップしてアイリッシュパブに挑戦しました。

  

 フェリーに乗ってブリテン島へ渡り、石畳の美しい古都エディンバラに着きました。近年流行しているというバンド形式のバグパイプの演奏がかっこよかったです。私たちが滞在していたときはスコットランド独立の選挙の直前だったので人々が賛否を主張するため、YESやNOなどが壁に書かれていました。

 スコットランドを離れダラムへ。本物のパイプオルガンの音色と子供たちの歌う聖歌を生で聴くことができたダラム大聖堂はとても印象的です。スコットランドとダラムは時がゆっくりと流れていて、人々もあたたかく親切でした。

  

 最後の数日は、イギリスの首都ロンドンで過ごしました。大英博物館やロンドン塔、ナショナル・ギャラリーを回りました。とくにナショナル・ギャラリーでは、大学の講義で学んだ絵画を実際に見ながら、先生に説明していただき、生で「ヨーロッパ芸術論」の授業をしていただけたので、美術が好きな私にとって思い出深い時間になりました。また、美術館では、念願のアフタヌーンティーも本場で体験することができました。翌日はカンタベリーへ。イギリス国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂は、荘厳で迫力がありました。大きくて豪華なステンドグラスがたくさんあり、外から光が差し込むと輝き、床に写るぼんやりとした色とりどりの光がとても綺麗でした。ステンドグラスに描かれている物語を先生に解説していただき、他にもその大聖堂にまつわるエピソードや建物の様式などを教えていただきました。どれも関心が持てるものばかりで、秋学期からの授業がとても楽しみになりました。

 ヨーロッパには歴史的建造物が多く、空気や匂いまでもが日本とは違います。現地でしか味わうことができないすばらしさです。皆さんもヨーロッパ文明学科に入って、この実地研修に参加してみてはいかがですか?

ページのトップへ戻る